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日本 - リコーグループ企業・IRサイト Change
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環境経営の推進
循環型社会の実現

サーキュラーエコノミーの実現に貢献する

地球上の限りある資源を枯渇させず、将来に向けて持続可能な社会を創造していくためには、最小の資源やエネルギーで最大の効果を生み出すことのできる「循環型社会」の実現が求められます。
リコーでは、①製品を作る段階、②お客様が製品やサービスを利用する段階、③製品使用後という3つのステージのそれぞれで、資源を効率的に循環させるための取り組みを行い、循環型社会の実現に貢献していきます。

リコーグループ製品プラスチック方針

リコーグループでは、「循環型社会の実現」に向け省資源化に関する目標を設定、その達成に向け「徹底的な資源の効率利用と循環」「持続可能な資源への切替・積極利用」を進めます。また、『サーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行』、『海洋プラスチックごみ問題』等への社会課題も見据え、以下の製品・包装材に関するプラスチック方針を定めて事業活動を進めます。

  1. 脱・化石資源由来バージンプラスチックの推進
    シングルユースプラスチック*1の使用量削減、及び再生プラスチックの使用量拡大により、化石資源由来バージンプラスチック*2の使用を減らすことを目指します。
  2. *1 一度使用した後に捨てられてしまう使い捨てのプラスチック
    *2 石油などから作られる新品プラスチック

  3. 材料リサイクル可能な設計の推進
    材質表示を徹底し、単一素材化することにより、部品及び包装材がサーマル処理や埋立て処理されることなく循環利用されることを目指します。

対象:リコーグループブランド製品及び包装材で使用するプラスチック

プラスチックに関する目標

  • 製品包装における”化石資源由来バージンプラスチック”使用量の従来機比50%以上削減。(2030年)
  • 画像製品におけるプラスチック回収材使用率50%以上。(2030年)
  • プラスチック部品・包装材の材質表示と単一素材化完了。(2025年)

①製品を作る段階での資源の有効活用

新規資源の投入量を削減するために、製品の小型化・軽量化や、再生材料の使用を増やすこと、また使用後の製品をリサイクルしやすくするための製品設計などにも力を入れています。
また、資源不足や環境影響、廃棄物等考えられるリスクへの備えとして、非石油系材料の利用も進めています。

リコーでは事業活動における排出物の発生抑制や再資源化に取り組んでいます。品質改善や歩留まり向上により資源ロスの削減を推進し、工程で不要となった排出物は、できるだけ分別し再資源化に努めるとともに、適正処理されるよう管理を継続しています。
また近年、世界人口の増加、開発途上国の経済成長、気候変動などにより、世界規模で水不足などの水資源問題が発生しています。リコーグループでは、国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)の「Aqueduct Water Risk Atlas」を活用し、各事業拠点における水リスクを確認しています。

水ストレス地域の特定(324KB)

リコーは、地域環境の保全を重視しながら、使用にあたっては極力有効活用するよう、グループ全体の目標を設定して、活動に取り組んでいます。

水に関する方針

  1. 法規制の遵守
    事業所に課せられる法律、条例、協定などの規制を遵守する
  2. 水の有効利用
    水の使用にあたっては極力有効利用に努める
  3. 地域環境の保全
    ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、地域環境の保全に配慮する
  4. 仕入先との連携
    仕入先とともにサプライチェーンにおける水リスクを把握し、そのリスクを低減する

②製品やサービスを使う段階での資源の有効活用

お客様がリコーの製品を実際に使っていただく「使用」ステージにおいても、資源の循環や長期使用に繋がるような製品の提供や施策を推進し、お客様とともに循環型社会の実現に寄与していきます。

③製品使用後の資源の有効活用

リコーグループではコメットサークルのコンセプトに基づいて、より環境負荷が少なく、経済効果の高いリサイクルを通じた資源の有効活用を進めるために、使用済みの製品や部品を回収し、部品や材料のリユース・リサイクルを進めています。