産業用インクジェットヘッド / ガーメントプリンター / ワイドフォーマット オンデマンドプリンター / デジタルペインティング
サーマルペーパー / 熱転写・リボン
車載ステレオカメラ / 車載レンズユニット / 車載カメラ / 車載用成形部品
ズームレンズ / 短焦点レンズ / 超短焦点レンズ / 組込み機器用プロジェクターモジュール
レンズ / ミラー / マイクロレンズアレイ / 無機波長板 / 無機偏光板 / 産業用カメラ・レンズ / 光書込ユニット / 3Dビジョンセンサー産業用ステレオカメラ / 作業支援カメラシステム / PCB受託製造
組み込み用フォント / インダストリアルPC / 組込み機器用ボードコンピュータ / 組込み機器用コンピュータ
組込み製品
部品ユニット
監視・記録
ヘルスケア
環境発電技術
コンシューマー向け
リコーグループ
国内各社情報
日々の精度管理や作業者の教育に使う標準物質※1、
どれを使っても変わらないと思っていませんか?
もし標準物質の品質にばらつきがあると…
検査系が良くても精度管理の結果はばらついてしまいます。
正確なアレル頻度※2の標準物質を
分注することなく検査系の評価に。
RICOH Standard DNA Seriesは、1コピー単位で制御されたDNAをもとに低頻度の遺伝子変異を再現した標準物質です。
本製品を使えば、試料ではなく、検査系そのものの精度を可視化することができます。
遺伝子 |
EGFR |
---|---|
変異※3 |
G719A, Ex19_del(E746_A750del), T790M, C797S, L858R, L861Q |
アレル頻度 |
0.1%、0.3%、0.5%、1.0% |
DNA量 |
30ng/well |
内容量 |
8連チューブ 5strips |
*1番のウェルのキャップに黒丸シールが貼付されています。
※本製品は研究用試薬であり、臨床・診断目的にはご使用いただけません。
● 1コピー単位で規定された正確なアレル頻度
● 8連チューブ納品で、そのまま使える
本製品は株式会社DNAチップ研究所と株式会社リコーが共同開発しました。
2種類の変異について、本製品をEGFRリキッドで測定し、アレル頻度(0.1%〜1.0%)と変異スコアの関係を評価した。
両変異について、R2>0.98 ,0.99の高い直線性が認められた。本製品(RICOH Standard DNA Series)により、EGFRリキッドがアレル頻度1%以下の低濃度域でも高い直線性を持った濃度依存性が担保されていることがわかる。
*測定方法はEGFRリキッド(Yoji Kukita, et. Al., 2013, PLoS ONE.)を用いた
**変異スコアは10万リード当たりの変異の含まれるリード数
§データはリコー調べ
測定バラつきに関して、現在市場で購入可能なEGFR遺伝子の標準物質(従来品)と本製品を比較した。
●RICOH Standard DNA Series
●他社製品
本製品と従来品をEGFRリキッド法で計測したところ、本製品のバラつきは従来品に対してはるかに少ないことが示された。従来品では手分注によるDNA分子数のばらつきが存在するのに対し、本製品ではIJ法によりDNA分子数のばらつきが抑制された結果、EGFRリキッドの検査手法の性能の高さが担保された。
*測定方法はEGFRリキッド(Yoji Kukita, et. Al., 2013, PLoS ONE.)を用いた
**変異スコアは10万リード当たりの変異の含まれるリード数
§データはリコー調べ
作業者間とNGS装置間のバラつきを評価した*。
本製品に含まれる2つの変異をEGFRリキッドで測定した。3名の作業者(赤、緑、紫)と2台のNGS(丸と三角)を使用し、結果を比較した。
0.1%と0.3%という低い変異率でも、作業者間のバラつきも機器間のバラつきも少ない、再現性のある結果が得られている。
*測定方法はEGFRリキッド(Yoji Kukita, et. Al., 2013, PLoS ONE.)を用いた
**変異スコアは10万リード当たりの変異の含まれるリード数
§データはリコー調べ
RICOH Standard DNA SeriesEGFR mutation Type001
品種コード |
256771 |
---|---|
遺伝子 |
EGFR |
変異の種類 |
G719A, Ex19_del |
アレル頻度 |
0.1%, 0.3%, 0.5%, 1.0% |
内容量 |
8連チューブ 5strips |
希望価格 |
(税抜) ¥70,000 |
取扱説明書 |
*1番のウェルのキャップに黒丸シールが貼付されています。
◆ -20℃にて保管ください。その他、取扱い説明書をご覧ください。
◆ アレル頻度変更や野生型のコピー数変更、96ウェルプレート提供などのオーダーメイドも承ります。
※ 1 標準物質
成分の含有量が明確にされた測定の基準となる物質のこと。
※ 2 アレル頻度
変異の無いDNAに対する変異DNAの割合
※ 3 EGFR(上皮成長因子受容体;Epidermal Growth Factor Receptor)遺伝子
EGFR遺伝子の変異は肺がんの約30%の患者で見つかっており、肺がん患者で見つかる変異としては最も数が多く、年間数万検体の検査が行われている。変異には活性型変異と耐性型変異があり、検出された変異により投薬の判断が必要となる。
<参考リンク >https://www.dna-chip.co.jp/diagnostic/egfrliquid/index.html
※ 4 NGS(次世代シークエンサー)
Next Generation Sequencerの略。多数のDNA配列を同時に読み取ることのできる機器。