ニュースリリース
2017年4月5日
リコー電子デバイス株式会社
リコー電子デバイス株式会社(代表取締役社長:田路悟)は,“機能安全“に対応した高耐圧なウィンドウボルテージディテクタ* 1”“R3152Nシリーズを発売します。
車載機器や産業機器では”機能安全“への対応の要求が高まっており,マイコンやSoC用の電源に高精度な電源監視が求められます。”“R3152Nシリーズは,LDOやDC / DCコンバータで降圧された電源の電圧降下だけでなく過電圧の監視を一つのICで実現します。監視の精度が高い(検出電圧精度±0.5% (Ta = 25℃),ヒステリシス精度typ.1.0% (max.1.5%))だけでなく,機能安全のために追加する部品を最小限に抑えられます。
従来の低耐圧電源端子を使用したボルテージディテクタは,低電圧に降圧された5 vや3.3 vの電源を動作電圧としていたため,監視対象とする電源ライン自体の出力が不安定な際には,正常に動作できない懸念がありました。R3152Nシリーズは,高耐圧な入力端子により,自動車のバッテリーや産業機器で使用されている42 vまでの高電圧な電源から動作電圧を直接取得し,電圧監視する端子と分離しています。これより,監視している電圧の異常を確実に検出できます。
本製品は一般電装品向け,車載アクセサリー向け,産業機器などの高温環境対応品向け,民生機器向けと用途に合わせて4つの品質ランクをラインアップしています。
製品名 | R3152Nシリーズ | |
サンプル価格(消費税別) | 200円(1000個購入時の参考価格) | |
サンプル受注開始日 | 2017年4月5日 | |
パッケージ | SOT-23-6 | |
月産規模 | 200万個 |
* 1電圧降下および過電圧の両方を監視するボルテージディテクタ
R3152Nシリーズ
リコーグループは,ドキュメントマネジメントシステム,它サービス,プロダクションプリントソリューション,ビジュアルコミュニケーションシステム,デジタルカメラ,産業用製品·サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2016年3月期リコーグループ連結売上は兆2090億円)。
創業以80年来にわたり,高い技術力,際立った顧客サービスの提供と,持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で,変革を生み出す。リコーグループは,これからも”想象。改变。”でお客様に新しい価値を提供していきます。
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http://jp.ricoh.com/
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